夫婦愛とは

たまっていた
ハードディスクのドラマを観た


ＮＨＫはほとんど観ない私が
ハマッているのは


『龍馬伝』


昔から好きな
福山くんが出てるんだもん

福山くん演じる
坂本龍馬はもちろん
かっこいい
でも実際とは違うみたいね

個人的に好きなのは

武市半平太

龍馬のおさななじみで文武両道
きまじめすぎる性格
融通の利かないところもあるけど
面倒見がよく、みんなからは
兄貴分として慕われていた


藩のため、お殿様のためにがんばったけど
最後は切腹させられてしまう


すごく男くさくてシブイ
それに奥さんへの愛情が
ハンパじゃない


こどもができないから
誰かがおせっかいで
女の人をお世話したときも
ちゃんと断ったり

牢に入れられて
自分メチャたいへんなのに
いつも奥さんのことを気遣って
手紙を書いたり
伝言を伝えてもらったり



切腹する前に書いた手紙が
奥さんに届いて
それが読み上げられるシーンは
思わず泣いてしまった



大森南朋さんいいね～
ファンになりそう

もうひとつ
夫婦愛を感じたできごとは


昨日、入院しているおじいちゃんの
付き添いをしていたとき


おじいちゃんはほとんど寝ているので
水分とるときとかおしっこのときに
お世話するぐらい
なのでボーっとしていると



カーテン越しに
となりのご夫婦の会話が聞こえてくる


60代後半ぐらいだと思うが
すごく仲が良さそう


奥様はご主人の
お義父さんとお義母さんも
介護されたらしい



入院中、自分で何もしようとしないご主人に
それはそれはやさしく
こどもを諭すように
ゆっくりとした穏やかな口調で
言い聞かせていた



だるくてもちょっとは散歩したり
飲み物を買いにいったり
トイレにいったりしなきゃだめよ


退院しても今みたいに
お世話してもらえると
思わないでね



『私も もう若くないんだからね…』

その一言が切実で重みがあって
なんだかせつなくなってしまった



介護の現実を改めて感じた



いつか来るだろう介護生活
あんまり考えたくないけど
自分にできるかな



結婚生活が継続していればだけど

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